ESA

DJ、プロデューサーのどちらとしても才能のあるエサ・ウィリアムズは、音楽シーンでこれまでにはないユニークでエネルギッシュなアイデンティティをつくり上げてきた。
現在は主にヨーロッパでその活躍の幅を広げているケープタウン生まれの彼は、旅をするなかで出会った音、そこで出会った人々から受けた影響を、自身のカルチャラル・ルーツである南アフリカのサウンドと融合させ、世の中に展開してきた。イギリスに移った後はそのアウトプットの術をさらに進化させ、伝説的なスコットランドのDJであるハリー&ドメニックにもその生まれ持った才能を認めらる。それがきっかけでSub-Clubファミリーに加わることとなり、さらには自身のレーベルであるRememory Music Labelを立ちあげた。
立ち止まることをしないウィリアムズは、自身の経験をよりたくさんの人に共有するべく、現在はキューバ、ブラジル、東・西アフリカで、エレクトロニック音楽を中心とした教育プログラムのキュレーターとしても活動している。そんな彼のギブ&テイク精神は、彼のあらゆる制作物やDJセット、そして毎月のジャイルズ・ピーターソンのワールドワイドFMを通しても聴き取ることができる。
「ミュージカル・ジャーニーを届ける」というコンセプトを持つウィリアムズは、その体験のためにオーディエンスに協力を求めることも少なくない。それは、スタジオでもダンスフロアでも同じだ。
現在彼はフェニックスで毎週行われるパーティのレジデンスを務めながら、ブリクストンでは毎週土曜日に6時間のDJセットを行い、シーンを前線で盛り上げている。
幅広い音楽ジャンルで実験しながら、アップビートなエネルギーをすべてのセットに注ぎ込み、ウィリアムズは今日も、オーディエンスと共に幸福感の解放を感じるというひとつの目的のために努力し続けている。