rRoxymore

rRoxymoreのミュージックは、有機的でシンセティック、冷たくて温かい、そんな対比的なテクスチャー同士のブレンドであり、ダンスミュージックのフレッシュな一歩である。長いキャリアを持つフランス出身のミュージシャンでありプロデューサーである彼女は、様々な人たちと様々な方法で音楽を制作し続けてきた。現在はベルリンに拠点を移し、長年の多様な経験の集大成とも言えるソロプロジェクトとしてrRoxymoreの名で活動している。
rRoxymoreとしては、2012年夏に10分間にも及ぶ傑作であり、彼女のデビュー作である「Wheel of Fortune」を、プランニングトゥーロックとのスプリット12インチとしてリリース彼のレーベル、Human Leveからリリース。その翌年にも、同レーベルから1st E P「Precarious/Precious」をリリースした。収録されている4つのトラックは、緊張感のあるグルーヴとコズミックなシンセ、アコースティック系の楽器の断片的なサウンド、そしてその他の面白いサウンドを組み合わせている。ライブでは、rRoxymoreはサイケデリアと混ざり合うエネルギッシュな生音でリズムとサウンドをつくり出し、私たちを新たな世界へと連れて行ってくれるのだ。
rRoxymoreはベルリンの莫大なミュージカル・ランドスケープの中でも、昔と変わらない評判ですぐに新たな友人やライバルを見つけ出し、そしてアバウト・ブランクやパノラマ・バーといったローカルベニューでのレギュラー出演(ライブとD J共に)はすぐに評判となって、ヨーロッパ中のみならず世界各国でのギグへと発展していった。また未来志向的な思考を持つアーティストとしても認識されている彼女は、C T Mフェスティバル、ベルグハイン、ボイラールーム・ベルリン、『ザ・クアイエタス』などによるプロジェクトであるベルリン・カレントのイニシアチブの一員としても世界中で知られている。
2015年には「Decon/Recon #1」をリリース。また、ポーラ・テンプル、オニ・アイフン(ザ・ナイフのオーロフ・ドレーイェーのソロプロジェクト)、そしてアクアリアン・ジャグス(プランニングトゥロックの別名義)とのコラボレーションプロジェクト、さらにはドイツ政府が設立した公的な国際文化交流機関であるゲーテ・インスティトゥートによってオーガナイズされたメキシコツアーも続いて見られた。その年末には、ステファン・ゴールドマンとHard Waxのフィン・ヨハンセンによって運営されているレーベルMacroから、よりグルーヴ感が洗練された2ndソロE P「Tautologies」をリリース。
2016年と2017年は「Karachi Files」、英国のレーベルDon’t be Afraidから出された 3rdソロE P「Organ Smith」、そしてコレオグラファーであるイアン・ケーラーとのコラボレーション・ダンスピースといった複数のプロジェクトに関わり、rRoxymore にとって多作の年となった。